先日、「第34回日本有病者歯科医療学会総会・学術大会」が日本大学松戸歯学部の山口秀紀教授大会長のもと御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて行われました。何らかの疾患をお持ちの有病者の方に対する歯科治療に関し、知識を高めることができました。学会の指導医として、共同演者の発表も応援することができ、良かったです。また、師匠や教授とも色々とお話ができ充実した時間でした。
当院は、矯正治療からインプラント治療・外科治療を行う中で、有病者の患者様も多く通われております。皆様が安心して通院することができるよう全身疾患を把握しつつ医科と連携をしております。裏側矯正、インプラント専門医院として、吉祥寺矯正歯科クリニックは日々、さらに精進していきたいと思います。
口腔機能管理の研修会に参加してきました。歯科人間ドックを全国に広めたこの学会においてレジェンド教授たちとともに現役の多くの教授が座学から実習を行って頂き衛生士ともども本当に多くのことを学ぶことができました。名古屋や博多からなど全国から多くの先生たちが参加され情報交換もたくさんできました。
口腔機能の低下はなにも高齢者にのみ当てはまることではありません。小児においても口腔周囲筋の未発達や舌癖などを含めた習癖など歯並びはもちろん健康を害してしまう多くのことが含まれております。
吉祥寺矯正歯科クリニックでは矯正科医、口腔外科医など専門の先生たちによるチーム医療により子どもから大人まですべての世代の患者様の治療の紹介を受け入れております。裏側矯正(舌側矯正・フルリンガル矯正) インプラント治療など他院で断られた症例やセカンドオピニオンなどといった難症例を多くしております。現在、新規の患者様の枠がかなり少なくなっておりますが(既存の患者様のご予約を優先しているため)1人1人全身全霊にて治療にとりくんでおります。
ボトックス治療のリスクとデメリット
食いしばりやガミースマイルの治療のため、ボトックス治療を行うクリニックが増えてきました。(当院では行っておりません。)
ボトックスは「神経筋接合部」に働いて、筋肉の収縮をブロックすることで効果を発揮します。 そのため、元々神経筋接合部に障害を持っている場合は、ボトックスにより疾患が悪化し、ものが食べられない(嚥下障害)、息がしにくい(呼吸困難)といった症状が出現する恐れがあります。
また、ボトックスを表情筋に注射すると、筋肉の動きが従来どおりには出来なくなるため、違和感を感じてしまい、それがデメリットと思う方もいらっしゃいます。 その他に、内出血、腫れ・むくみ、吐き気、めまいなどの副作用があります。
矯正治療では、食いしばりの症状を改善できる可能性があります。食いしばりの原因が、歯並びやかみ合わせの悪さにある場合、矯正治療によって歯並びが改善すると、歯や顎への負担が軽減するためです。口腔筋機能療法(MFT)で舌や頬のトレーニングを行うことも効果的です。
同様に、骨格や歯並びが原因となっているガミースマイルは、矯正治療で治療が可能です。歯科矯正用アンカースクリューを使用することで、歯茎とともに歯を上に引き上げる治療を行います。上顎前歯が大きくに前方に出ている場合は、抜歯を併用し、歯の裏側に矯正装置をつける舌側矯正(リンガル矯正・ハーフリンガル矯正)を選択すると、さらに効果的です。