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COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者様の歯科診療について

2026.01.29

矯正コラム

COPDはたばこ病ともいわれ、喫煙者や受動喫煙者に起こりやすい病気です。喫煙により気管支から肺には入り、肺胞が壊れ気管支が狭くなることが原因で、肺の機能である酸素と二酸化炭素のガス交換がしづらくなります。このことにより、息切れや咳・痰などの症状が現れます。

 

COPDの治療

まず基本となる治療は喫煙をやめることです。また息切れの緩和のために薬や、在宅酸素療法で酸素を補います。

薬による治療

気管支拡張薬の吸入で気管支を広げ、息切れを軽減させます。
ステロイド薬の吸入で気管支の炎症をおさえます。

在宅酸素療法(HOT:Home Oxigen Therapy)

酸素濃縮器で不足している酸素を補充します。歯科治療では外出先でも使用できる酸素ボンベを装着したまま行うのが基本ですが、火を扱う際は慎重に行います。

この他にも呼吸リハビリテーションによる息苦しさの軽減やQOLの向上、適度な運動や栄養管理などを継続的に行います。

 

COPD患者様への歯科治療時の対応

今回のような疾患をおもちの患者様には次のような対応をしています。

酸素飽和度(SpO2)のモニタリング

在宅酸素療法の患者様には酸素ボンベを吸入しながら歯科治療を行います。治療中は酸素飽和度を測定しながら行い、数値に低下がみられた場合は一度治療を中断し、回復を待ってから再開します。

ファーラー位での歯科治療

患者様の呼吸を容易にするために、歯科用チェアの角度を仰向けに寝た状態から上半身を45度起こした姿勢を保ちます。これは肺が広がりやすくする体位になります。
また歯の型どり(印象採得)時には材料の量を調節し息苦しさを軽減させるように注意します。開口中は酸素飽和度が下がりやすいため、とくに鼻呼吸を意識するようにお声がけします。
当院には呼吸器内科の先生自身も矯正治療やインプラント治療に受診されております。医療関係者にさらに認められ最高水準の裏側矯正とインプラント治療を吉祥寺矯正歯科クリニックで。

このように歯科では特定の疾患をおもちの患者様に対しても考えながら診療をしていますので安心して来院していただけると幸いです。

 

「産業医ナビ」内の記事「どこを選べば安心?信頼性の高いクリニック・薬局を厳選紹介【2025年版】」に当社が掲載されました。

どこを選べば安心?信頼性の高いクリニック・薬局を厳選紹介【2025年版】

 

鈴木美穂

この記事を書いた人

吉祥寺矯正歯科クリニック 院長

鈴木 美穂

日本歯科大学 生命歯学部卒業。日本歯科大学附属病院 歯科医師臨床研修においてポートフォリオ賞を受賞。
日本歯科大学矯正歯科 勤務後、広瀬矯正歯科に副院長(最終役職)として勤務。2021年より矯正歯科治療専門の吉祥寺矯正歯科クリニックを開業。
日本矯正歯科学会 認定医 取得。日本大学大学院 歯学研究科 博士課程 修了 博士(歯学)。

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