10年近く前のこととなりますが2013年12月、当時女子高の3年生だった方に対してとある病院で二重と鼻の手術を受け重体に陥って死亡した事件がありました。
その時に明るみになったのが「代理手術」「幽霊手術」「シャドードクターオペ」というものです。
簡単に言うと名医である執刀院長が手術するのではなく、若手のドクターである歯科医師や医師免許をただもっている先生に外注し代理で手術させることによって、病院側は院長価格で高額に設定しているのに、安く他の若手のドクターにさせることで大幅な利益を生んでいたのでした。
このことが社会問題になってから、指名された執刀医ではない者のことを『シャドードクター』と呼ぶようになりました。
これほどまでに社会問題になったので、今でもシャドードクターを使っている病院はさすがにないとは思いますが、時が忘れさせてしまうのか再び多くの医院で横行しております。
矯正歯科の世界では歯科医師どころか衛生士に白衣を着させたりし、ドクターの様に見させて治療を衛生士で回している医院が都内を含め増えております。
歯科医師でも難しく、さらに矯正の専門医の中でも技術の差が大きいと言われている矯正治療をただ、研修を受けただけで噛み合わせを作れるわけがないのは自明の理です。
ただ、技術のない施設でも100万円以上の値段をつけているため、患者様の多くは信用してしまうのが現実です。
多くの日本国民の皆様が正しい治療を受けれます様に学会、厚労省とともに研鑽を積み分析をし還元していきたいと思います。
歯科紹介サイトにて、吉祥寺矯正歯科クリニックが紹介されました。ぜひ、ご覧ください。