この度、当院の顧問の一人で私の父である井出公一が『旭日小綬章』を受章いたしました。身に余る栄誉をいただき、大変光栄に存じます。父方、母方の両祖父から続く叙勲の流れが続くよう、皆様に適切な医療を提供すべく、これからも日々、精進し研鑽を積んでいきたいと思います。
天皇陛下献上御喜納菓に虎屋のお菓子をいただき、家族皆で堪能いたしました。食後の歯磨きは欠かさず、虫歯予防に努めていきます。
逆ガミーについて
笑ったときに、通常よりも上顎の歯肉が見えすぎてしまう状態を「ガミースマイル」といいます。反対に、笑ったとき歯がほとんど見えない状態を「逆ガミースマイル」ということがあります。一般的に、笑顔の際、白い歯が多く見える方が明るい印象をもたれるため、逆ガミースマイルを改善したいとお悩みの方は少なくありません。
逆ガミースマイルの原因としては、加齢による筋肉の衰え、歯ぎしりによる歯の摩耗、遺伝による影響、歯並び・噛み合わせの異常などが考えられます。骨格が原因となり、上顎が小さい場合などもあります。
歯の生え方が通常よりも短い場合や、歯が倒れこむことにより、見えづらくなっている場合などは、矯正治療により症状を改善することができます。
状態によっては被せものをかえたり、歯茎を切る手術が適している場合もあります。
口周りの筋肉を鍛えることも非常に重要です。当院では、専門医によるMFTトレーニングも行っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
逆ガミースマイルの治療は、審美面を重視した処置となりますが、矯正治療で重要なのはかみ合わせであり、治療前の診断を慎重に行う必要があります。歯並びの治療により、虫歯や歯周病になりづらい状態に改善し、生涯健康に自分の歯でお食事をしていただくことが非常に重要です。
人中短縮の手術と併用した矯正を希望される患者様もいらっしゃいますが、症例によりこちらが判断した時期での手術をお願いしております。
患者様が毎日笑顔でお過ごしできる明るい未来のため、患者様ひとりひとりと向き合った医療を提供してまいります。