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結婚準備向け矯正 Bridal Orthodontic

01 当院の結婚準備向け矯正

結婚写真

結婚写真最高の笑顔で

結婚式を考えている方、また日取りが決まった皆さまへ
多くの人々から祝福を受ける結婚式、一生に一度の晴れ舞台となる大切な日を最高の笑顔で迎えませんか?
近年、結婚式の準備を進める中で、綺麗な歯並びの笑顔の姿を写真に残したいという花嫁様が増えています。
以前より歯並びが気になっていたものの、はじめるタイミングに迷っていた方も、結婚式を機会に矯正治療を開始するのもよいのではないでしょうか。

結婚準備向けの部分矯正

一般的に全体の歯を動かす場合は、治療完了までに1年近くかかります。抜歯して矯正治療をする場合は、2~3年程かかります。
挙式当日に向けて治療方針を組み立てる結婚準備向け矯正では、目立ちやすい前歯の歯並びを優先的に治療するなどして、短期間で目に見える治療成果を手に入れることができます。
歯の裏側に装置をつける裏側矯正(リンガル矯正・舌側矯正)、マウスピース矯正であれば、表面からは装置が見えません。
ご親族や友人の皆さまに囲まれたご結婚式で、歯並びを気にせず笑顔で過ごせるだけでなく、その後の生活でも健康な歯並びを手に入れることができます。
結婚準備向け矯正に興味のある方、結婚式や前撮りまでに1年をきっているという方などお気軽にお問い合わせください。
最高の結婚式を満面の笑みで迎えられますよう少しでもお手伝いができたら幸いです。

新婦の写真

02 結婚準備向け矯正の費用

矯正治療は通常、自由診療のため保険は適用されません。
吉祥寺矯正歯科クリニックでは各種お支払い方法をご用意し、患者さまが不安を感じないような料金体制をとっております。
また、大人の矯正治療にも医療控除が適用される場合があります。詳しくは費用ページをご覧ください。

矯正治療費を見る

03 結婚準備向け矯正のよくあるご質問

初診料や精密検査料はどこからかかってきますか?

A.

初診相談料は3300円(税込)となっております。カウンセラーや衛生士ではなく専門の先生による相談となります。

初診相談を受けられた後、精密検査を希望された場合に、検査・診断料として55000円(税込)の費用がかかります。
精密検査、当日にお支払いください。

診療中に小さな子どもを預けることはできますか?

A.

保育士などが在籍しておらず、また保育スペースもないため、ご両親の診療中に医院で預かることはできません。

一緒に診療室に入っていただくことは可能です。

歯を抜くことはありますか?(抜歯矯正・非抜歯矯正)

A.

矯正治療のために健康な歯を抜歯することを、便宜抜歯(べんぎばっし)といいます。

当院では、できるだけ歯を抜かず、なるべく多くの歯を残せるように考えて矯正治療を行います。(親知らずの抜歯のみで可能な場合があります)
しかし、歯を抜く方がメリットがある場合も多くあります。どんなにガタガタの歯並びでも、ほとんどの場合、歯を抜かずに全ての歯を並べることができます。
ただし、もともと出っ歯で(前歯が前方に突出している状態)、唇を自然に閉じることが難しい場合(口唇閉鎖不全)、歯を抜かずに矯正すると、前よりもっと口元が出たように感じたり、治療後の歯並びの安定性が得られないことがあります。
そのような場合には、歯(主に小臼歯)を抜歯して治療した方が良い結果が得られます。矯正治療で便宜抜歯が行われるのは、前歯から数えて4~5番目に生えている小臼歯が多いです。この歯が、上下の歯の噛み合わせには最も影響がない歯だとされていることから、選ばれることが多くなっています。4番目の歯と5番目の歯は似ていますが、どちらを抜くかは重要です。

 

まだ使える小臼歯を抜歯することに抵抗を感じられることは当然であり、歯の数は多い方が良いという観点から見れば、抜歯はデメリットかもしれません。
しかしながら、正しい矯正治療を行えば、便宜抜歯をして矯正することのメリットはデメリットを上回り、美しい口元と歯並びの長期安定性を得ることができます。顎骨の幅は変わりませんので、無理に並べることで外側に並び、歯周病リスクが上がることが懸念されます。

 

当院では、歯を抜くか抜かないかに関し、歯のデコボコの度合いの他、前歯の角度、口元の形、奥歯の咬み合わせの状態などを詳細に検査し、ご希望の治療目標を総合的に判断して、治療をお受けになる患者さんご本人と保護者の方との話し合いにより決定しています。

 

正しく矯正をすれば、抜歯した隙間はすべて埋まり、傷も残りませんのでご安心ください。また、奥歯も前歯も正しい咬み合わせの状態に治療できます。

セラミックやジルコニアの差し歯(被せ物)があっても矯正できますか?

A.

矯正治療を考えていても、セラミックでできた白い歯の被せ物(クラウン)・詰め物(インレー)があることを心配される患者さまもいます。ご安心ください。セラミックの被せ物があっても、矯正治療はできます。

もちろん、矯正治療終了後のやり直しも可能です。

 

セラミックの差し歯があっても矯正治療はできます

矯正治療で歯を動かす際に重要なのは、歯の周辺組織(歯根膜や骨)が健康かどうかという点です。矯正治療では歯の根元の部分を動かしていきますので、歯の上部が差し歯(クラウン)でも問題ありません。歯の周辺組織が健康であれば、天然歯と同様にセラミックの歯へもブラケットを接着し、ワイヤーによって歯を動かしていきます。神経を抜いている歯や虫歯に関しては、精密な検査・診断が大切です。

 

矯正治療のため仮歯を使用することも

ただし、セラミックの歯は天然歯にくらべると接着したブラケットが取れやすい傾向にあります。万が一取れやすいなど問題が起こる場合には仮歯を利用するなどして対処可能ですのでご安心ください。

セラミックの歯がある方はお口の健康や見た目の美しさに敏感な方だと思います。歯の白さや形はもちろん、歯並びやかみ合わせも整った口元に大切な要素です。不安がありましたら、ぜひカウンセリングなどでご相談ください。

上前歯のみの矯正は可能ですか?また、歯を抜いて差し歯にするのはリスクが高いですか?インプラントに置きかえるのは可能でしょうか?

A.

前歯2本を押し戻すように治療することは可能です。

もちろん、インプラント治療も可能です。

 

しかし、場合によっては下の歯や隣の歯も治療しないとかみ合わせを作ることができない場合もあります。料金は動かさなくてはいけない歯の本数によって変わってきます。前歯数本の移動で足りる場合には部分矯正が適用されますが、症状によっては全顎矯正扱いとなります。問題のある歯のみで、リスクが高い場合もあります。

 

また、歯を抜いてセラミックなどの差し歯にする場合、短期的にはきれいになるのですが、歯茎の後退やセラミックの劣化など経年変化によって再治療が必要になることがほとんどです。また、歯を削る・神経を取ることによって歯の寿命が短くなるので、芸能人のようにすぐに結果をださなくてはいけない場合以外はおすすめできません。

健康な歯をお持ちで、矯正治療によって歯並びを改善できる場合には、やはり矯正治療をおすすめします。
インプラント治療も30年ぐらいなら予後も良いのですが、20代30代の人へ行う場合は最低でも50年は保てるように考えなければいけません。

子どもの頃に銀歯(アマルガム)を入れて、痛みなど何も症状がないので大人になってもそのままなんですが、大丈夫でしょうか。

A.

一般的に銀歯の寿命は、使用状況にもよりますが5~7年といわれています。
銀歯をつける際に使用した接着材は、口の中の唾液に含まれている酸や水によって年数を重ねるうちに劣化していきます。接着剤がはがれると、銀歯と歯の間に隙間ができるため、そこから細菌が侵入し虫歯になるリスクも高まります。

見た目には問題無さそうでも、銀歯の内側で虫歯が進行していることもあるため、定期的に歯科医院で検診を受けることをおすすめします。

アレルギーなど遅延型のリスクもあるため、メタルフリーを推奨しております。

歯に金属のワイヤーをつける治療は何年かかりますか?

A.

ワイヤーを装着する装置はマルチブラケット装置とよばれ、最も基本となる矯正装置です。歯の表面や裏側に特殊な接着剤を用いてブラケットを装着し、そこにワイヤーを通してゴムや細い針金で固定します。このワイヤーに力を加えて歯を動かし、美しい歯並びとかみ合わせを作ります。一般的に正確な診断の下、的確な治療が予定通り行われれば治療期間(動的矯正期間)は2年半~3年ほどになります。(医院によっては2カ月や3カ月に1回しか予約が取れなければ治療期間は最大3倍になります。)

 

また治療が終了しても、歯の位置を安定させるためにリテーナーという着脱可能な保定装置または着脱できない装置で固定をその後1~2年装着していただきます。これを保定期間(静的矯正期間)とよびます。その後も歯にパジャマを着せるようにリテーナーの夜間装着を続け、歯のメンテナンスにも定期的に通うことで良い歯並びが長期的に維持できます。

歯並びが良いとむし歯になりにくいといわれていますが、なぜですか?

A.

歯並びが良いと、歯の表面や歯と歯の間についた食べ物のカスや、むし歯の温床であるプラーク(歯垢)が溜まりにくくまた、清掃しやすい点があげられます。そして、歯ブラシの毛先やデンタルフロスが歯の隅々まで行き届きますし、歯と歯茎の境目も綺麗に磨けることでむし歯だけではなく歯周病の予防にもつながります。

 

他にも唾液が歯全体に行きわたることも理由の一つです。むし歯菌は食べ物から糖を取り込み、酸を作り出します。この酸が歯の表面のエナメル質を溶かし、むし歯の原因となりますが、唾液はこの酸を中和する作用があります。唾液の量が十分ならば、食後1時間ほどで口腔内のPHは正常に戻ります。唾液には様々な有効な成分が含まれており口腔環境を正常に保っています。

 

また、唾液にはカルシウムやリンなど歯を形成するミネラル分が溶け込んでおり、中和された歯の表面ではこのミネラルが結晶化し、エナメル質を補修・強化します。これを再石灰化とよび、酸によって痛みかけた歯が修復され、むし歯を防ぐことができるのです。

 

歯並びが良く、咀嚼が正しく十分に行われると、唾液の分泌も高まります。疾患としてシェーグレン症候群など、唾液の量が少なくなる疾患をお持ちの人や、ストレスや緊張により交感神経が有意になり唾液の性状が粘っこいタイプの人、鼻の疾患や舌癖による口呼吸を習慣とし、唾液が乾きやすい人は、歯並びが良くてもむし歯のリスクは高まるため、注意が必要です。

 

もしも、むし歯になっても、歯並びが良ければ早期発見がしやすく、治療も簡単です。歯並びが悪いと、歯が複雑に重なり合った部分は治療がしにくく、再発しやすくなります

痛みが少ない治療がありますか?

A.

矯正治療による痛みは2種類あります。

 

1つは装置によって力が加わることで歯が動くときの痛みです。だいたいは装着した
日の夜から2~3日は歯が浮くような違和感があり、硬いものは食べにくくなります。だいたい1週間ほどで痛みや違和感は消失します。

 

2つ目は装置が頬や唇、舌に当たることで生じる痛みです。口内炎が生じることもありますが、これも口腔内の粘膜が装置の感覚に慣れることで解決されます。また、矯正装置にワックスやギシグーといった保護材を使用することで痛みが解消されます。また、口内炎に関しては処方薬にて改善いたします。

 

また痛みの少ない矯正装置として提案されているものにセルフライゲーションシステムというものがあります。これはワイヤーとブラケットをゴムや針金でしばる結紮が必要ありません。このため摩擦抵抗が少なく加える力が小さくて済み、痛みが軽減されます。欠点としては一部分が金属製のため多少目立つことと、結紮のようにしっかりと歯と矯正装置を固定できないためトルクコントロール(歯軸を整える)が弱いことが挙げられます。治療精度としては落ちます。

「歯を抜かない矯正」の方が良い方法なのでしょうか?

A.

以前の矯正では約半数が抜歯の適応でした。しかし、インプラント矯正が導入されて大幅に改善されています。インプラント矯正治療とは、顎の適切な部分に生体親和性の高いチタン製のネジやプレートを埋め込み、それを固定源として歯やワイヤーを引っ張るため、患者様の協力なしに歯を動かせる方法です。しかし、それでも抜歯が必要なケースはあります。抜歯をせず無理に歯を並べることで歯槽骨内に歯がおさまらず、口元が突出したり、歯根みえてしまうことになるケースであれば抜歯の適応となるでしょう。

 

しかしながら、歯を抜かない矯正は患者様の願いであるとともに、矯正医の目標でもあります。ですが抜歯を選択しないと満足のいく治療結果が得られない場合は少なからずあります。担当医とよく話し合い、理解なさってから、最も適切な方法をご検討ください。非抜歯が正義ということはありません。正確な診断とともにメリット、デメリットをしっかり理解し治療を選択してください。

目立たない矯正治療はないのでしょうか?

A.

一般のマルチブラケット装置でも、白や透明のプラスチックやセラミックを使用するため、以前のようには目立たなくなりました。それでも気になる方のためには、裏側からの装置(裏側矯正・舌側矯正・リンガルブラケット装置)があります。

 

最新型として注目されているのはインコグニトとよばれるカスタムブラケット装置(フルオーダーメイド治療)です。歯の裏側は表側に比べ歯面に複雑な凹凸があり、既成のブラケットとワイヤーの調節に難しい面がありました。インコグニトは患者様の歯型をコンピューターに取り込み、ブラケットの位置とワイヤーのカーブをセットアップするカスタムメイドの矯正装置です。
裏側からの矯正には、装置の厚みがある分、舌を置くスペースが慣れるのに時間がかかる、装置を装着してから1ヵ月くらいはしゃべりづらい、口腔内清掃が表側よりも難しいなどの欠点がありましたが、インコグニトは薄くフラットなデザインのため患者様にとって快適になりました。また、裏側に装置があることで舌癖の改善もできるようになりました。

 

裏側からの矯正は費用も高く、歯科医師の技術の差が出やすい治療のため、希望する場合はリンガル矯正の経験が豊富な医療機関を訪ねてください。日本人は目立たない治療に強くこだわりがありますが、欧米では歯の健康管理である表からの矯正はむしろステータスシンボルです。矯正装置はご自身の症例に応じて最良のタイプを選択することが大切です。

ガミースマイル事例1 ガミースマイル事例2

「床矯正」でどこまで歯並びは良くなりますか?

A.

おそらく歯を裏側から押して歯列の乱れを治す着脱式の装置のことかと思われますが 効果は限局的で大まかな調整しかできないため永久歯の本格的な矯正治療には不向きです。歯列矯正の目的は単に見かけを綺麗にするのではなく、かみ合わせを正し、咀嚼機能を最大限に引き出すことです。そのためには歯の位置・角度・向きを三次元的に整え、計算された装置が求められます。マルチブラケット装置などの治療が結果的には確実性が高く、早道です。同様に美容歯科等で施術する「みかけの矯正」にも注意が必要です。歯根の位置は治療前と変わらないままのため仕上がりに不満が残り矯正歯科に来院される方もいます。被せ物などの治療した歯は矯正装置を接着しても外れやすく、矯正治療がスムーズに進みにくいです。確かにみかけの矯正は、治療期間が短期でありことが利点かもしれませんが、その後に歯科矯正を検討することも視野に入れて検討することをお勧めします。小児矯正で多く用いられるカモフラージュ治療のため再矯正を行わなければならない患者様が増加しているのも問題です。通常の異常な歯並びとは違う意図的に異常にされているため再治療の難易度もあがるため外科手術が逆に必要となってしまう患者様もいます。

引っ越し先でも治療を続けたいのですが、どうすればいいでしょうか?

A.

医療機関同士のネットワークで、引っ越し先の矯正歯科医院や大学病院を紹介してくれる場合があります。もしも不安であれば、日本矯正歯科学会のホームページで調べてみてください。しかしながら、引っ越し先からであっても遠方から通われる患者様はいらっしゃいます。医師によって方針や装置が全く同じとはいえないため、転院により治療が長引いたり費用が追加でかかる場合もあります。頻繁な通院ではありませんので、遠方からの通院もご検討いただけたら幸いです。

部分矯正は全体の矯正より早く終わりますか?

A.

部分矯正は前歯部分の歯並びを改善する、比較的軽度の症状に対応した矯正治療です。そのため、歯を動かす量も少なく、結果的に短い期間で治療することができます。

 

しかし、症状によっては部分矯正で対応できないものも多いため、部分矯正をご希望の方はよくドクターにご相談ください。

詳しくは部分矯正についてをご覧ください。

矯正は年齢によって治療期間が変わるのでしょうか?

A.

大人の患者さまの治療期間は、矯正の方法・お口の状態により個人差はありますが、おおよそ1~3年です。
大規模の統計データや論文などでは、年齢による治療期間の差は示されてはおりません。
ご高齢のため、治療期間が長くなるといったことはありません。

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