虫歯になりにくい裏側矯正(舌側矯正)

裏側矯正のメリット

裏側矯正(舌側矯正、リンガル矯正)には、虫歯になりにくいというメリットがあります。
歯の裏側は、表側に比べ唾液が循環しており、唾液の自浄作用・殺菌作用によって虫歯菌が増殖しづらい環境にあります。

また、歯の裏側は人体のなかで最も硬い層といわれるエナメル質が、表側の表面よりも3倍ほど厚く酸に強いという特徴があります。

表側の矯正装置に比べ、舌側矯正装置は虫歯の発生リスクが1/5という論文が発表されました。

選ばれる装置がどのタイプであっても、治療中の虫歯予防のために、丁寧な歯みがきは欠かせません。
吉祥寺矯正歯科クリニックでは、ブラッシングの指導や、歯のクリーニング、フッ素の塗布などを行い、治療期間中も快適にお過ごしいただけるようにつとめております。

裏側矯正治療の効果

裏側矯正は、｢出っ歯｣｢口ゴボ｣｢ガミースマイル｣などのいわゆる｢上顎前突｣の治療に適しています。

一般的に、上顎前突の治療は、歯を抜いてスペースを作り、そのスペース分だけ前歯を後ろに移動させるという方法で行います。
歯は、矯正装置がついている方に引き込まれやすいという性質があります。裏側矯正は歯の裏側にブラケットやワイヤーをつけるため、前に出た歯を内側に引き込みやすく、出っ歯の治療に適しています。

また、装置が固定源となる奥歯を動きにくくするメリットもあります。

ハーフリンガル矯正での治療も可能

上顎が裏側の装置、下顎が表側の装置である｢ハーフリンガル矯正｣の治療でも可能です。

歯が前に出ているいわゆる出っ歯の方で、なるべく口元のふくらみをおさえたいという方、笑ったときに歯茎がみえるのをおさえたい(ガミースマイルをなおしたい)という方には、是非一度相談にいらしてください。

ご予約はホームページからのメール、また公式LINEにてお待ちしております。