インプラント治療は
健康な自分の歯を残す治療です
インプラント治療は年齢に関係なく怪我や虫歯で歯を失ってしまった方に有効な
歯科治療のひとつです。
インプラント治療に興味があるあなたへ
こんなお悩みありませんか?
CASE 01
健康な歯を
削りたくない
CASE 02
手術は怖い
痛そうで不安
CASE 03
入れ歯には
抵抗がある
CASE 04
他の歯に
影響がないか
こんなお悩みをお持ちでしたら
吉祥寺インプラントクリニックにご相談ください
インプラント治療方針
もちろん天然歯を残せるのであればそれに越したことはありません。
しかし予後を見据えた時、歯を残すことがマイナスになる場合もあります。吉祥寺インプラントクリニックでは「歯を残すこと」を第一として他の歯と体のバランス。
患者さまのご希望などを伺いインプラント治療があなたに適したものか診査診断いたします。
インプラント治療を無理に勧めたり、治療することは決して致しません。インプラント治療に不安がある方、他医院で勧められた方はセカンドオピニオンとして、遠慮無くご相談ください。
インプラント治療とは?ABOUT IMPLANT
チタンの歯根で
失った歯を回復する治療です
歯科でいうインプラント(デンタルインプラント)とは、顎の骨へ「ネジのようなチタンでできた歯の根」を埋め込み、かぶせ物(セラミックの白い歯など)で失った歯を取り戻す治療です。
埋め込んだチタンは人工歯根として顎骨と一体化して働くため、見た目だけでなく「噛む・喋る」という機能回復につながり生活の質を向上させます。
近年、インプラント手術は低侵襲な(体への負担が少ない)ものと進歩しており、失ってしまった歯の治療方法として、ブリッジや部分義歯(部分入れ歯)などの補綴治療に代わる治療方法としてインプラントは有力な治療となりました。
インプラントの特徴
FEATURE
01
健康な歯を削らない
ブリッジの場合には失った歯の両隣に残る健康な歯を被せ物のために大きく削ります。
インプラントは欠損部分に単独で埋め込むので、両隣の歯を削ることはありません。
FEATURE
02
他の歯への負担が少ない
ブリッジや部分入れ歯は、健康な歯を「支え」として利用します。そのため支えとなる歯に少しずつ負担がかかり健康な歯を失うリスクとなります。インプラントはチタンの人工歯根を顎骨に埋め込むため、両隣の歯が支える必要はありません。
FEATURE
03
自分の歯のように噛める
インプラントはご自身の歯と同じくらいの噛む力に耐えることができます。そのため、歯を失った箇所も、かつてのように自然に噛むことができます。
インプラント・ブリッジ・入れ歯の違い
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
---|---|---|---|
他の歯への影響 | |||
設置方法 | 歯槽骨(歯を支える骨)に直接埋め込みます。 | 修復物をかぶせるために失った歯の両隣の歯を削り、橋をかけるように、ひとつながりになった修復物を設置します。 | 失った歯の両隣の歯にフックをかけ、部分入れ歯を設置。必要に応じて、隣の歯を多少削ることもあります。 |
他の歯の影響 | 他の歯への影響は少ないです。 | 両隣の健康な歯をある程度削る支えとなる歯の負担が大きいです。 | フックをかけた歯への負担が大きいです。 |
費用 | 基本的には保険適用外のため、費用が高いです。 | 修復物(ブリッジ)の素材にもよるが、保険が適用できる治療もあります。 | 見た目に配慮したもの、精度にこだわったものなど様々だが、保険が適用できる治療もあります。 |
注意点 | 設置のための手術が必要。顎の骨や歯周組織の状態によっては設置が難しい場合があります。 | 残っている歯が少ない場合や、奥に支える歯が無い場合には設置が難しいです。 | 型を取って作製し、取り外しが可能。適応範囲も広いです。 |
使用感 | 自分の歯とほぼ同じ感覚でしっかり噛めます。 | 噛む感覚は自分の歯に近いが、ブリッジの状態によって変わります。 | 部分入れ歯にかけられる「噛む力」は天然の歯の30~40%です。 |
インプラント治療前に知っておきたいことは?
インプラントの治療期間
手術後、上部構造(セラミックの白い歯など)を設置する前に顎骨とインプラントの結合を待つ時間(約3カ月〜6カ月程度)が必要です。また顎骨の量や厚みが少ない場合には骨造成が必要となるため、もう少し時間がかかる場合があります。
インプラント周囲炎
インプラント周囲の歯磨きやケアが不十分な場合インプラント周囲炎になる可能性があり、インプラント周囲粘膜の炎症、出血と進み、悪化すると歯槽骨の溶解・インプラントの動揺につながります。ご自身の歯と同様に定期的なメンテナンスをおすすめします。
インプラント設置には
十分な骨の厚み・量が必要
吉祥寺インプラントクリニックでは、骨造成(骨を移植して骨の厚みや幅を増やしていくこと)にも対応しています。骨の厚み・量が不足している患者さまもご相談いただければと思います。
吉祥寺インプラントクリニックのインプラントチームIMPLANT TEAM
01
インプラントはからだに優しい
低侵襲な治療
インプラント治療は今や低侵襲な治療になってきました。インプラント治療は手術を伴うため患者さまにとっては「怖い」イメージが強いかもしれませんが、デジタルのインプラントシミュレーションやインプラント用サージカルガイドが開発され、インプラント手術自体の時間も短くなりました。そのため 2020年代はインプラントの埋入・手術自体はからだへの負担が少なく、そしてリスク管理もしやすくなっています。
02
インプラント治療から機能面、
お口全体の健康の将来性を配慮する
だからといって、吉祥寺インプラントクリニックでは、直ちに「インプラント」をお薦めする訳ではありません。
一般歯科と同じくインプラント治療でも手術後の機能や予後を見据えた計画が重要になります。インプラント治療を終えた現時点では良くても数年後、10年後と時を経て問題を引き起こすインプラント治療は、患者さま本意の治療とは言えません。
吉祥寺インプラントクリニックでは口腔内状況、生活習慣など複数の観点からお一人おひとりと向き合い、専門にインプラント治療を行う2人の医師が違う立場で多面的にインプラントの治療計画を策定します。
専門のドクターが集結したチームを総括し、処置を行います。
総合病院、医学部大学病院での勤務を経て、都内自費専門医院にて数多の医院から紹介により処置を行う。
吉祥寺インプラントクリニックの開院に伴い、当院の専属ドクターとなる。
プロフィール
日本歯科大学 生命歯学部卒業
東京西徳洲会病院 センター長
昭和大学スペシャルニーズ医学講座 助教
口腔外科をはじめ、インプラント、一般歯科治療全般に携わる
日本大学大学院 歯学研究科 博士課程 修了 博士(歯学)
現在:日本大学 兼任講師
所属学会
- 日本口腔外科学会
- 日本口腔インプラント学会
- 日本顎顔面インプラント学会
- 日本口腔腫瘍学会
- 日本放射線学会
- 日本静脈経腸栄養学会
- 日本先進インプラント医療学会
- 日本スポーツ歯科医学会
- 日本化学療法学会
- 日本口腔診断学会
- 日本歯科保存学会
- 日本接着歯学会
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
- 日本有病者歯科医療学会
- ジャパンオーラルヘルス学会
- 顎変形症学会
- 日本小児口腔外科学会
認定医
- 日本化学療法学会 認定歯科医師 第D-189号
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士 第110564号
- 日本有病者歯科医療学会 認定医 第0396号
- ジャパンオーラルヘルス学会 認定医 第559号
専門医
- 日本先進インプラント医療学会 専門医 第0257号
- 日本有病者歯科医療学会 認定医 第0453号
指導医
- 日本先進インプラント医療学会 指導医 第0038号
- 歯科医師臨床研修指導歯科医 第0617001号
その他
- 日本救急医学会 ICLS·BLSインストラクター コース認定番号1312075
- エイズ診療従事者臨床研修 修了 第355号
- ITI日本支部公認インプラントスペシャリスト 認定
- 「口腔癌診療ガイドライン 2019年版 第3版」(金原出版株式会社) 共著 日本口腔腫瘍学会「口腔がん診療ガイドライン」改訂委員会 メンバー
連携医
部長
専門分野:歯科口腔外科
プロフィール
歯学博士
日本口腔外科学会専門医・指導医
日本口腔科学会認定医・指導医
日本口腔インプラント学会専門医・指導医
日本口腔診断学会認定医・指導医
日本顎関節学会専門医
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
岡山大学(1996年卒)
所属学会
- 日本口腔外科学会
- 日本口腔科学会
- 日本口腔インプラント学会 代議員
- 日本口腔診断学会
- 日本顎関節学会
- 日本顎変形症学会
経歴
- 1996年 北海道大学歯学部第二口腔外科学講座医員
- 2010年 昭和大学歯学部顎口腔疾患制御外科学講座助教
- 2017年 獨協医科大学医学部口腔外科学講座助教
- 2018年 獨協医科大学医学部口腔外科学講座講師
- 2021年 獨協医科大学医学部口腔外科学講座准教授
- 2022年 医療法人徳洲会 東京西徳洲会病院歯科口腔外科部長
インプラント手術(ガイデッドサージェリー)IMPLANT SURGERY
歯科用CTを用いたインプラント治療
リスク管理・手術時間の短縮に貢献
吉祥寺インプラントクリニックでは、インプラント治療に際し、必ず歯科用
CTを使用して事前の検査を行います。歯科用CTを使用することで詳細なデータが取得できるので、インプラント手術前の診断・計画立案に役立ち、リスク管理・手術時間の短縮にもつながります。
また、歯科用CTで取得されたデータはそのまま治療シミュレーションにも役立てることができます。
歯科用CTとは?
歯科用CTとはコンピューターによるデータ・画像処理によって、顎部分の断面図や立体的な3次元画像を取得できるX線撮影装置です。横になって撮影する医科用CTと異なり、歯科用CTは座ったまま撮影ができ、撮影時間も10数秒程度と短い特徴があります。
デジタルデータを用いたシミュレーションを経て
ガイデットサージェリーへ
歯科用CTは、コンピューター上でのシミュレーションが可能だという特徴もあります。歯科用CTのデータを利用することで、インプラントの埋入位置・角度・深さなどをシミュレーションし、治療計画の策定を行います。
さらには計画通りの手術を行うため、コンピューター上での治療計画に基づいて専用のサージカルガイド(手術用のガイド)を作製し、手術で使用します。
手術では、そのガイドに沿ってインプラントを設置するだけなので、歯肉を大きく切開することなく低侵襲な治療が可能です。
従来では大きく切開せざるを得なかった厳しい条件においても、CTデータに基づくシミュレーション・ガイドの作製により、少ない切開で行うことができます。
ガイデッドサージェリーとは?
ガイデッドサージェリーとは、Guided (ガイドによって導かれた)Surgery(外科手術)との名の通り、事前に作製したガイド(手術用テンプレート)によってインプラントを設置する方法のことを指します。
吉祥寺インプラントクリニックのインプラント
骨との結合が早いストローマンSLActive
インプラントは各社のシステムがありますが、私たちは歴史、市場シェア(実績)、研究開発と臨床数から、基本的にストローマン社のインプラント製品を選択しています。(症例により、他のインプラントを選択することもあります。)
インプラント治療はチタン製の人工歯根が骨と結合する性質を利用しています。(オッセオインテグレーションといいます)チタンの表面処理技術は各インプラントメーカーで異なり、特にストローマン社は表面処理技術に特徴があります。
ストローマン社の表面処理技術「SLActive」は、インプラント周囲の骨細胞が結合しやすい構造になっており、約 1
カ月程度でインプラントと骨が結合します*。(*患者さま・患部の位置によって違いがあります。)
インプラントの無痛麻酔「静脈内鎮静法」
うたた寝に似た状態で不安や緊張を軽減
インプラントや親知らず治療の際など、多くの歯科治療では部分麻酔を行います。
ただ、部分麻酔では意識がはっきりしており、手術中の会話や音もすべて聞こえるため、手術の緊張からドキドキしたり、心理的不安を感じる方がいらっしゃいます。
静脈内鎮静法(セデーション)は、点滴で鎮静剤を投与して"うたた寝"に似た状態をつくり出すことで、そうした治療中の不安や恐怖感を緩和する鎮静療法です。
治療の流れFLOW
一般的な治療の流れについてご説明しましたが、インプラント治療は患者さまの骨の状態や症状によって、
少しずつ治療が異なります。ご質問・不安等ございましたら、お気軽にお尋ねください。
通常、自由診療のため保険は適用されません。
吉祥寺矯正歯科クリニックでは各種お支払い方法をご用意し、患者さまが不安を感じないような料金体制をとっております。
また、大人の矯正治療にも医療控除が適用される場合があります。詳しくは費用ページをご覧ください。
STEP 01
30min
カウンセリング
5,500円(税込)
患者さまのお話・ご希望を伺いながら、インプラント治療についての具体的なお話しをしていきます。カウンセリングでは、CT撮影と簡易検査も行います。
CT検査... 検査を通して、以下の点を確認します。
- インプラントを設置する骨部分の状態
- 周囲の歯や歯肉の健康状態
- 対象の歯に本当にインプラント治療が必要なのかどうか
STEP 02
60min
精密検査
33,000円(税込)
カウンセリングと簡易検査にてインプラント治療を具体的にお考えの患者さまは精密検査へ進んで頂きます。
精密検査内容
- 問診
- 歯科用CT撮影
- 歯周病検査
- 診査・診断
- 虫歯の確認
- 模型採得
- 口腔内写真の撮影
※患者さまのお口の状態によっては、インプラント治療より先に虫歯治療や歯周病治療を行う必要もあります。また、インプラントの設置を行う場所に骨が十分に無い場合には、必要に応じて骨造成(足りない部分に骨を足す治療)を行なっていきます。
STEP 03
10min
インプラント埋入手術
385,000円(税込)
インプラントの設置手術には大きく分けて「1回法」と「2回法」があります。1回、2回というのは手術の回数を表しています。
インプラント手術 2回法
インプラントの構造体は、骨に埋めるネジ部分と、かぶせ物とネジ部分を結合させる部品(アバットメント)の2ピースからなります。
2回法では、まず骨にネジ部分を埋める手術を行なった後、インプラントと骨の安定を見て、2回目の手術でアバットメントとかぶせ物(仮歯)を設置します。骨補填を行う必要があるケースなどは2回法を選択します。
インプラント手術 1回法
一方、1回法では、1回の手術で、インプラントの設置から仮歯の設置までを行います。即時負荷インプラントも1回法となります。
ガイデッドサージェリーと静脈内鎮静法
当院では、「ガイデットサージェリー」と呼ばれる方法で手術を行うこともあります。インプラント手術の際は、静脈内鎮静法を併せて行うことができます。
STEP 04
20min
かぶせ物(上部構造)の型取り・作製
220,000円(税込)
手術で設置したインプラントが骨に定着したことを確認し、噛み合わせや歯の状態を綿密にチェックした上でかぶせ物(上部構造)の型取りを行います。セラミックの歯が完成するまでは、仮歯で様子を見ます。
仮歯はプラスチックで作られ、見た目を保つ、かみ合わせ・歯茎の状態を安定させるといった目的で使用されます。
仮歯の役割
- 患部と隣り合った歯の傾き・歯並びが乱れないよう保つ
- 見た目を保つ
- 噛み合わせを安定させる
- 歯茎の形状・状態を整える
STEP 05
10min
かぶせもの(上部構造)設置
最終的にセラミックの被せ物を設置して完了です。治療期間は治療する歯の数やお口の状況により期間は異なりますが、数カ月~約半年となります。
上部構造の素材について
インプラントの上部構造には様々な種類があります。歯の位置やご希望に合わせてジルコニア・eMAXなど複数の材質から最適のものをご提案いたします。各素材についてはこちらをご参考にしてください。
STEP 06
30min
定期検診・メンテナンス
5,500円(税込)
患者さまのお話・ご希望を伺いながら、インプラント治療についての具体的なお話しをしていきます。カウンセリングでは、CT撮影と簡易検査も行います。
インプラントは設置して終わり、ではなく定期的な検診、メンテナンスを行うことで、トラブルのリスクを減らし、長く持たせることができます。
メインテナンスを怠った場合、インプラント周囲炎など様々な問題プラントの寿命を縮めることになりかねません。
吉祥寺インプラントクリニックでは、定期的にクリーニングや定期検診のご案内をしております。
導入機器INTRODUCED EQUIPMENT
クラスBオートクレーブ リサ22ELi
小型高圧蒸気滅菌器に関するヨーロッパ規格EN13060に準拠した高性能なオートクレーブです。
ミーレジェットウォッシャー
ミーレジェットウォッシャーは国際規格(ISO15883)に準拠した高性能洗浄器で歯科用器具を確実に洗浄・消毒します。
よくあるご質問Q&A
インプラントについて
インプラント手術
静脈内鎮静法(セデーション)
-
骨造成とはどのような治療ですか?
A.
骨造成にはソケットリフト法、サイナスリフト法とGBR法というのがあります。
インプラントを埋入するのに骨が足りない場合に骨を増やす手術です。当医院で治療可能です。
-
インプラント一本入れるのに、治療期間はどのくらいかかりますか?
A.
上物(セラミックの歯の部分)の完成まで含め、症例にもよりますが2〜6ヶ月程かかります。
-
10年以上前に入れたインプラントを新しくすることはできますか?
A.
新しくすることはもちろんできます。
当院でよく診察診断させて頂き、1番侵襲の少なく効果的な治療を選択させて頂きます。
-
インプラント治療で薬を飲むことはありますか?
A.
感染予防の為の抗菌薬と痛みを抑えるために鎮痛薬を服薬していただきます。
-
インプラントに使用している素材は安全ですか?
A.
現在製造されているインプラントは、純チタンやチタン合金などのチタン製です。チタンはCTやMRIの検査にも影響が起こりにくく、安全性が高い素材といわれています。
人工関節や骨折治療のボルトにも使われるほど人間の体になじみやすく、金属アレルギーを起こす可能性が低いことも理由にあげられます。 -
金属アレルギーがあるのですが、インプラント治療は可能ですか?
A.
チタンは人工関節にも使われている金属で、人体との親和性が高く、アレルギーを起こしにくい金属といえます。
例外はあります。ごく一部の人には、チタンに金属アレルギー反応を示すケースがあります。その場合は連携医院でアレルギー検査を行いジルコニアインプラントで対応することがあります。 -
インプラントの歯は外から見て目立ちませんか。
A.
ブリッジや入れ歯(義歯)とは異なり目立たない治療として選ばれています。人工歯根の上の支台部(アバットメント)を色々選択でき、これを歯茎の下に隠れるよう設計出来ます。
また、上部構造(人工歯冠)もさまざまな素材から、ご自身の審美的な希望に合わせたものを選ぶことが出来ます。 -
インプラントの寿命はどのくらいですか?
A.
一般的にインプラント治療では、10年の生存率は90%以上と言われています。 入れ歯(部分入れ歯を含む)の寿命は平均5年、ブリッジ(接着ブリッジ)は8~9年と言われているので、入れ歯やブリッジと比較しても良好な結果となります。
インプラントの生存率は、10-15年の累積生存率は上顎で約90%、下顎では約94%程度となっています。もちろん治療を行う医師の技量や治療環境、メインテナンスの質による違いはあります。 -
インプラントにした歯は特別なお手入れが必要ですか?
A.
基本的に自分の歯と同じようにケアして頂ければ大丈夫です。
-
インプラントにすることでデメリットはありますか?
A.
保険がきかない(自由診療)点と治療期間が長いという点です。
-
インプラントを入れるために歯を削ることはありますか?
A.
隣になる歯の形を整えるのに研磨程度することはあります。
-
費用が高額になると聞いています。一部でも保険を使って治せませんか?
A.
インプラントは自費診療ですので残念ながら保険を使用することはできません。口腔癌などで顎骨を切除し再建された患者様は専門の医療機関にて保険が適応となる場合があります。
審美的目的以外のインプラント治療は医療費控除の対象となり、減税または還付金が返還される場合がございます。また、当院ではローンによるお支払いもご用意しております。詳しくは費用ページをご覧ください。
-
インプラントを入れてから食べるのを避けた方が良いものはありますか?
A.
手術直後は刺激物を避けて頂いた方がよろしいと思います。
-
使用されているインプラントのメーカーはどこですか?
A.
インプラント治療を受ける際、大切になるのは、インプラントのメーカー選びです。
当院では、治療後も長く安心して噛めるように、伝統と歴史あるスイスのストローマンインプラントを使用しています。
近年、日本では40種類以上のインプラントが存在し、その中には考えられない程の低価格で広告されているケースがありますが、安全性の面では甚だ疑問があると言わざるを得ません。
基礎研究と臨床実験に約50年という長い年月を費やし、人体に応用してから半世紀近い歴史を持つインプラントで定着率、安心感はNo.1です。 -
ストローマンインプラントとは何ですか? 普通のインプラントと違いはありますか?
A.
約50年という長い年月をかけ基礎研究、臨床研究により開発され進化を続けているメーカーであり、世界No.1シェアのインプラントです。
-
インプラントが破損してしまうことはあるのでしょうか。
A.
メインテナンスに来られなかった場合や通常の生活では考えられないような外力が加われば壊れます。
-
インプラント周囲炎とは何ですか?
A.
天然歯における歯周炎と同じようにプラーク(食べかすによる細菌の増殖)による炎症です。
-
歯周病があるとインプラントを入れることはできないのでしょうか?
A.
歯周病が進行している場合は例えインプラントを埋入してもすぐに脱落する可能性があります。
-
インプラントがうまく骨に付かない場合があると聞きましたが、本当でしょうか。
A.
感染があった場合などに起こりえます。
-
当日急用が入ってしまいました。キャンセル料はかかりますか?
A.
予約日から1営業日前までにご連絡をいただければ、キャンセル料はかかりません。予約の変更を承ります。
一方、予約当日にキャンセルされた患者さまと無断でキャンセルされた患者さまにつきましてはキャンセル料をいただきます。
予約状況の緩和と患者の皆さまにスムーズな治療受けていただくため、ご理解いただけますようお願いいたします。
予約の変更・キャンセルのお問い合わせにつきましては 予約日から1営業日前の「平日は午後8時」、「土日祝日は午後5時まで」に当医院までご連絡をお願いいたします。
当日キャンセル 3,000円(税込 3,300円) 無断キャンセル 5,000円(税込 5,500円)
-
インプラント手術中や、その後に痛みが起こらないか心配です。
A.
手術では局所麻酔をし、痛みのコントロールを行いますので痛くありません。術後もお薬の処方による内服薬にて疼痛コントロールや術後の過ごし方もお伝えしますのでご安心ください。
当院は低侵襲の手術を心がけておりますので翌日、腫れるような体に負担が大きい処置は行わず治療しております。また、眠りながら手術もできますのでお問い合わせください。
-
インプラント手術後も定期的に通院が必要ですか?
A.
手術翌日の消毒や、1週間後に抜糸など、抜歯の場合と同じ外科処置後の対応があります。
インプラントの上物も装着された後はご自分の歯のお掃除と同じタイミングで口腔清掃は必要と考えております。
-
手術で使用する麻酔について教えてください。
A.
歯科で使用する麻酔は基本的には医科で使用する麻酔と同じものでキシロカインという薬剤です。部分的に麻酔をかけ痛みを感じないようにします。
-
骨に穴をあけると聞いて不安になっています。手術中痛みはあるのでしょうか。
A.
麻酔を使用するので痛みはありません。歯を抜く場合と同じ痛みであると考えていただければと思います。
-
インプラント手術後、痛みや腫れが出ることはありますか?
A.
基本的にはほとんどありませんが、1度に手術する本数や追加の治療の骨造成などにより腫れる場合もございます。
-
手術があると聞いていますが、入院が必要ですか?
A.
局所麻酔にて低侵襲で行いますので日帰りで全ての症例が対応可能です。
-
インプラント手術後、痛みや腫れが出ることはありますか?
A.
基本的にはほとんどありませんが1度に手術する本数や追加の治療の骨造成などにより腫れる場合もあります。
-
60代後半です。インプラントを考えていますが手術は負担が大きいですか?
A.
ご高齢の方でも十分行える処置です。年齢もですが現在の患者様の既往歴(高血圧)などの病態を把握しかかりつけ医と連携して行うことが大切です。
-
静脈内鎮静法(セデーション)とは何ですか?
A.
点滴で鎮静剤を投与して”うたた寝”に似た状態をつくり出すことで、歯科治療中に感じる不安や緊張を和らげる鎮静法です。全身麻酔のように意識が完全になくなるわけではないので、声をかけられれば反応することもできます。
吉祥寺矯正歯科クリニックでは、親知らずの抜歯やインプラント治療の際に、この静脈内鎮静法(セデーション)をご利用いただくことが可能です。
-
静脈内鎮静法とはどのようなメリットがありますか?
A.
治療の難易度が高くなったり、治療時間が長くなったりすると、患者さまにとってはストレスや負担がかかります。静脈内鎮静法では、それらを緩和し、治療への心理的ハードルを下げてくれる役割もあります。
-
静脈内鎮静法を行えば痛みを感じなくなりますか?
A.
静脈内鎮静法では、鎮静剤や鎮痛剤を組み合わせて投与するため、鎮痛効果もありますが、完全ではありません。そのため、痛みを伴う治療には別途局所麻酔が必要となります。
局所麻酔は鎮静状態を得られたのちに行いますし、沈静中は健忘効果と言い、治療の不快感や詳細はあまり記憶に残りません。
-
静脈内鎮静法は安全なのですか?
A.
静脈内鎮静法は鎮静中も意識を残した状態であり、患者さまは医師の指示に従うことができます。治療にも支障がありませんし、生体の防御反応や反射も保たれています。全身麻酔で見られるような意識の消失、筋弛緩、 自律神経反射・呼吸・循環の抑制などもありません。また、鎮静状態からの回復も早いのが特徴です。(※個人差があります。)
ただし何事においてもリスクや副作用があります。
当院では、歯科麻酔医が治療中の患者さまに付き添い、全身状態を常に確認いたします。
麻酔薬の副作用について
麻酔薬とは麻酔作用の他に、血圧低下、頻脈、徐脈、悪心、嘔吐、興奮、異常運動などの副作用を起こすことがあります。特に高齢の方や持病(特に心臓、中枢神経の病気など)をお持ちの方、危険性のある手術を受ける方では低血圧、不整脈、呼吸不全、肝・腎不全、局所麻酔中毒、アナフィラキシーショックなどの突発的で重篤な副作用が起こりうることもあります。麻酔科医は細心の注意を払い重篤な併発症が起こらないように努め、万が一発生した場合は最善を尽くして対応します。
-
鎮静が解けた後はすぐ帰れますか?
A.
鎮静剤使用後はフラフラした感じが残る場合があります。治療後しばらく( 30 分〜 1 時間)はクリニックにておやすみいただき、ご帰宅の際は公共交通機関やタクシーなどをご利用ください。
鎮静剤使用後の車・バイク・自転車等の運転は控えてください。